【出産立会の流れと注意点】第一子が誕生した日のパパの1日の流れ

子育て

こんにちは、しりあるです。

私事ですが、第一子が誕生しました!
(これで正式にパパブロガーです。)

この記事を読むと、
・出産日当日のパパの1日の動き
・出産立会の流れと注意点
が分かります。

子を持つ親なら誰しも最初は新米パパ。
右も左も分かりませんが、事前に少しでも知識があれば、知らないよりよっぽど頼りがいのあるパパになることが出来ます。

まだ結婚していない方も、結婚してるけどまだお子さんのいない方も、いる方も

「へ〜、こんな感じなんだな。」

って思って読んでみてください。

1日の流れ

前提
・関東地方の産婦人科医院
・出産立会はできるが、コロナ禍のため面会は禁止
・家から病院までは車で約40分

・自然分娩
・予定日から2日遅れての出産

助産師さんによると、予定日当日に生まれる赤ちゃんは全体の6%ほどしかいないそうです。

本陣痛

妻は出産の1ヶ月ほど前から毎晩、前駆陣痛が来ていました。

ですが、この日は前駆陣痛より明らかに痛くて起きたそうです。

1230 陣痛が来た

寝ていると妻の声で目が覚めました。
この日は1130頃に寝たので、寝た1時間後。

助産師さんいわく、陣痛が来るのは圧倒的に夜中が多いそうです。

0050 病院に連絡

妻が病院に電話しました。

通院している産婦人科医院では本人が電話することになっており、電話口の妊婦さんの様子で助産師さんがもろもろ判断するそうです。

0050~0145 入院準備

とにかく慌ただしかったです!

やったこと
・荷物を車に積む
・着替える
・妻の腰をテニスボールで押す

基本的には妻の介抱(背中をさする、テニスボールで腰を押す)をして、落ち着いたスキに走って準備する!

という感じでした。

すごいバタバタするので、出産予定日の数日前から陣痛バック等の入院準備を玄関に置いておくのがオススメです。

0145 再度、病院に連絡

陣痛の間隔が早くなってきたので病院に連絡しました。

もう病院に来ても良いということで妻はパジャマのまま車に乗りました。

0150 自宅出発

※実際の車のシートの写真

破水したときのために一応座席にペット用の吸水シートを敷いて病院に向かいました。

車に乗っている間も妻は一定間隔で叫んでいます。

病院(出産時の流れ)

振り返ればあっという間の出来事でした。

悔いのないように行動しましょう!

0220 病院に到着

時間外なのでインターホンで助産師さんを呼び、そのまま陣痛室へ。
そこで抗原検査を受けました。(2人分で¥2,000)

土曜日の午前2時頃だったので、助産師さんと産婦人科の先生は最低限の人数。
また、タイミング的に入院している人が少ないということで、病院はすごい静かでした。

0225 NSTのセンサーと点滴を装着

NSTのセンサーをお腹に、点滴を手につけてもらいます。

NST(ノンストレステスト)
ノンストレス(子宮収縮のない状態)での赤ちゃんの心拍数の推移を調べる検査のこと。
・おなかの赤ちゃんが出産に耐えられる元気な状態か
・お母さんのおなかの張りはどうか
などが分かる。
点滴は、もし赤ちゃんに異常があった場合にお薬を投与する準備としてつけておきます。

0230~0420 いきみ逃し

子宮口が全開(約10cm)になるまで陣痛室でいきみ逃しをして、助産師さんのOKが出たら分娩室に向かいます。

ここで大切なのが「いきみ逃し」のサポートです。

いきみ逃し
子宮口(赤ちゃんの出てくるところ)が開いてきて、出産が近くなると「赤ちゃんを産みたい(いきみたい)」と下半身に力を入れたくなります。
ですが、子宮口が全開になる前にいきんでしまうと、母子ともに余計な負荷がかかるため、いきみをやり過ごす必要があります。

人によっては、

・肛門や腰を押す(手、テニスボール等)
・尾てい骨や腰のマッサージ
・呼吸を意識する

など様々ですが、うちの場合は

・手を握って声掛け(全力で励ます!!)
・呼吸を意識する

これで、うまくいきみ逃しすることができました。
(妻いわく助産師さんに褒められるほどの連携プレイだったとか!)

0420 妻が分娩室に移動

妻は分娩室に移動し、私は生まれる直前に分娩室に呼ばれることになりました。

陣痛室のすぐ先に分娩室があり、一定間隔で妻の大きな「いきみ声(叫び声)」が、、、

私は30分ほど陣痛室で待機していましたが、そわそわそわそわ、、、

30分ほどでしたが、ものすっごく長く感じました。

0455 分娩室に移動(出産立会)

分娩室に入ってからはあっという間です。

台の上にいる妻に駆け寄り、手を握って励まし、酸素マスクをズレないように押さえて、また励ましました。

0505 出産

妻の大きないきみ声の後、ふと横を見ると、、、我が子が!!!

そして、産声・・・!

「産声」は一生に一度、赤ちゃんが産まれた時に発する声ですが、

それを聞くことができ、出産に立ち会うことができて本当に良かった。

0515~0600 陣痛室で待機

出産後、分娩室で我が子を妻が抱いて記念撮影。

私のみ陣痛室に戻り、おくるみに包まれた我が子を初抱っこ!

その後は陣痛室でしばらく待機し、この間に
・妻は傷の縫合等の処置
・赤ちゃんは新生児室に移動
・私は陣痛室内に広げた荷物の片付け
をしました。

0600 病室に移動

病室は4人部屋でしたが誰もいなかったので、

妻が帰ってくるまでゆっくり入院の準備をすることができました。

病室で準備したこと
・妻の携帯を充電する
・入院中に不要なものを別ける
(コート・来ていたパジャマ・陣痛中に使っていたタオル)
・持ってきた飲み物を冷蔵庫に入れる
・下駄箱にある妻の靴を病室に持ってくる

出産によって妊婦さんは交通事故にあったのと同じくらいダメージを負っています。

傷ついた体で病室にいる妻が少しでも楽になるよう、

サポートできることは全てやりましょう!

0620 妻が病室に移動

妻はひと目で分かるほど疲れ切っていて、ものすごい心配になりました。

助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれるということで、それまで妻と待ちました。

この際、必ず!

「ありがとう」

「おつかれさま」

と、労いの言葉をかけてあげてください。

 

くれぐれも!

「思ったより大したことなかったね」

などとデリカシーの無いことを言ってはいけません。

0655 赤ちゃんが病室に移動

助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。

助産師さんが妻の出血の具合を確認してくれてる間に赤ちゃんを抱っこしてお喋りしました。

帰宅

ここから先は緊張がとけて、すごい眠かったです。

0710 出産報告

病院を出てすぐ出産の報告をしました。

妻の親・おばあちゃん・お姉さん

私の親・おばちゃん・職場

それぞれ電話したので結構な時間話してました。

0800 自宅到着

すっかり緊張もとけて眠気がすごかったので、即寝ました。

が、妻のおじいさんや私の職場から電話がかかってきたので、

病院への差し入れについて病院に確認の電話をかけたり、

職場と育休についての調整などをしたりしてから、また寝ました。

1630 妻からLINE

骨盤ベルトを買ってきてほしいとのこと!

骨盤ベルトとは
妊娠に伴う腰痛や恥骨痛の予防と改善、出産により開いた骨盤の緩み・歪み・ズレを矯正するベルト。

ちなみにこちらの商品を購入しました。

妻いわく、これがないと恥骨が痛くて死ぬところだったそうです。

私は産後から使えるタイプを買いましたが、産前から使えるタイプもあるので、ぜひ準備してあげてください。

1700 赤ちゃん用品店へ

病院までの道中にある赤ちゃん用品店で骨盤ベルトを購入。

骨盤ベルトを渡した後で妻に言われたんですが、欲しいタイプじゃなかったみたいです。
骨盤ベルトにはたくさん種類があるのでしっかりと確認しましょう。

1745 ドラッグストアへ

骨盤ベルトだけじゃさみしいかなと思ったので、妻の好きな飲むヨーグルトやデザートなどを買いました。

食べるのはなかなか大変そうなので、差し入れは固形物ではなく飲み物がオススメです。

1825 病院到着

出産立会はできましたが、感染症予防のため面会は禁止です。

病院の入り口にあるインターホンを押し、妻に頼まれたものを助産師さんに渡しました。

1910 自宅到着

自宅に到着。

妻がいないので、猫は2匹とも私に甘えてきます。

あとは、ご飯食べて、家の掃除して、お風呂入って、ブログを書いて、、、といった具合です。

 

出産立会時の注意点

この記事で一番伝えたいのは出産立会時の注意点についてです。

結論:言動に気をつける

特に発する言葉!!

口に出す前に1度、これを本当によく考えてください。

下手すると妻に一生残る心の傷を与えることになります。

陣痛から出産までは長い

結構、陣痛から出産までは長いです。

幸い私の妻はとても安産で5時間ほどでしたが、病院では助産師さんに

「初産だから10時間以上はかかるかも」

と言われていました。

夜中に起こされて、会社も急遽休んだのに、なかなか産まれてこない。
最初こそ緊張してたけど、なんだか気持ちが中だるみしてきて、

・携帯をいじる
・うとうとする
・愚痴を言う

そうなる気持ちも分かります。

全力で励ます

陣痛から出産までの間、妊婦さんは

・バットで腰をフルスイングされる(陣痛の波が来た時)
・何十本もの針でお腹の奥の方を刺される(陣痛が落ち着いてる時)
・ノコギリで腰を切られる(出産の時)

そんな痛みに何時間も耐えています。

ものすごく辛いだろうし、不安だし心細いはずです。

そんなとき、そばにいてできる事は少しでも苦痛を和らげ、心の支えになることしかありません。

しっかりと手を握って、体をさすって、

そして全力で励ましてあげてください!!!

耳を疑う発言

出産後、4人部屋の病室で赤ちゃんを待っている間、同じ部屋に陣痛で大変そうな妊婦さんとその旦那さんが入ってきました。

ですが、その後しばらくして

「暇すぎる」

「まだ産まれないの?仕事休んだのに」

「ああ、眠い」

と、旦那が言っているのがカーテン越しに聞こえ、耳を疑いました。

妊婦さんが息を荒くして、必死に痛みに耐えているにも関わらずです。

その妊婦さんがどんなに傷ついていたか・・・不憫で仕方ありませんでした。

大切な人が大変な時に掛ける言葉としては信じられません。

労いの言葉をかける

死ぬほどの思いをして自分の子供を産んでくれた妻に掛けるべき言葉は「労いの言葉」です。

「よく頑張ったね」

「おつかれさま」

「ありがとう」

心身ともに疲弊しきった妻をしっかりと労ってあげてください。

 

まとめ

出産日当日はバタバタです。

人や場所など様々な要因によって何が起こるか分かりませんが、しっかりと備えておきましょう。

結論:パパはママを全力でサポートし、しっかりと労う!

当たり前のことですが、それができない。

ママはみんな死ぬ気で体張ってます。

パパがどれだけ体張れるかは、パパ次第です!

この記事を書いた人
しりある

転勤族の会社員パパブロガー(28)
富山県出身、高校卒業後に就職し、山口→福岡→茨城→新潟の転勤を経て、現在は茨城県在住。
妻・娘・猫との大切な時間を有意義に過ごせるよう、試行錯誤を繰り返す。
主に料理や猫、日々の気付きについて発信します。

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