グルーミングをしてあげた方が良い5つの理由【愛猫の健康を保つ】

こんにちは、しりあるです。
猫の換毛期になりましたね!

我が家では完全室内飼育で猫を2匹飼っています。
完全室内飼育の場合は、野良猫に比べて生え変わる毛の量は少ないと言いますが・・・

家中、福毛(猫の抜け毛の意)がすごい!

それに加えて、最近愛猫が病気になってしまったこともあり、グルーミング(毛づくろい)の重要性に改めて気付かされました。

 

この記事では、愛猫に

グルーミング(毛づくろい)をしてあげた方が良い5つの理由

について解説します。

 

この記事を読むことで

・猫の健康を保つにはどうしたらいいのか?
・グルーミング(毛づくろい)ってどんな意味があるのか?

が、分かります。

グルーミングとは?

グルーミングには色んな意味があります。

・体を清潔に保つ
・体温調節
・リラックス効果
・コミュニケーション(アログルーミング)

飼い主が愛猫にするグルーミングは「アログルーミング」と呼びます。

アログルーミングとは?

猫同士がお互いにグルーミング(毛繕い)をすることです。

ソーシャルグルーミングなどとも呼ばれ、コミュニケーションの役割があります。

猫⇄猫だけでなく、猫⇄飼い主に対してもアログルーミングと言います。
(猫が自分で行う通常の毛繕いはセルフグルーミング)

アログルーミングをする理由は親和行動(愛情表現)です。

猫が信頼した、または愛情を持った相手に対して行う親和行動には

・アロラビング(顔を擦り合わせる)
・一緒に寝る
・遊ぶ

などがあり、アログルーミングもこの親和行動の一つです。

グルーミングをしてあげることは愛猫との絆を深めることに繋がります。

うちの子紹介

本題の前にうちの子を紹介させてください!

まめ(黒猫・2歳7ヶ月・オス)

面倒見の良いお兄ちゃん。

いつもまめがあわを見ててくれるので安心して出勤してます。

あわ(キジトラ・1歳11ヶ月・オス)

 

すごい甘えん坊ですごい臆病。

玄関のチャイムが鳴ったり、人が家に来たら上手に隠れてしばらく出てきません笑

 

どちらも保護猫。

一緒に住み始めて約2年経ちますが、もう2匹のいない生活は考えられません。

グルーミングをしてあげた方が良い5つの理由

今までは換毛期など、抜け毛が気になる時にブラッシンしてあげるくらいでした。

ですが、先日まめ(黒猫)が病気になってしまったことで、グルーミング(毛づくろい)の重要性に気付きました。

体調の変化に気付きやすくなる

触れ合いの時間が増えることで体調の変化に気付きやすくなります。

「この部分ってこんなハゲてたっけ?」

「いつもよりお腹が張ってる?」

「変なところにしこりがある!」

などなど、、、

パッと見では気付きませんが、触れ合うことで変化に気付きやすくなり、

結果的に猫の体調不良を早期に見つけることができます。

人も猫も病気は早期発見が重要です!

飲み込む毛の量を抑える

通常、毛繕いをすることで体の中に入った毛は便と一緒に排出されます。

ですが、換毛期で抜け毛の量が多くなると消化管に溜まって排出されず、口から吐き出されます。

・吐く頻度は月に1回程度
・吐いた後に食欲がある

などであれば問題なしの範疇

ですが、毛玉を吐くことで

・胃液や唾液など体の水分が失われる
・嘔吐物にフードが混ざっていると汚れる
・何度も吐いていると嘔吐物に胆汁や腸液が混ざる
・嘔吐した時に内部を傷つけて出血する

ということが起こります。

なるべく吐く回数を減らしてあげたいですね!

ストレス解消

アログルーミングは信頼関係がある相手にしか行わない親和行動(愛情表現)です。

アログルーミングをされることで、猫は

・信頼する仲間からグルーミングをされている安心感
・グルーミングによる肉体的な気持ちよさ

などのリラックス効果を得ることができます。

アログルーミングに慣れていない猫ややりすぎは、返ってストレスになることもあります。
決して無理にはせず、徐々に慣れさせていきましょう。

ノミを見つけることができる

猫にノミがつき、繰り返し吸血されることでアレルギー状態になると、それが原因で皮膚炎になることがあります。

室内で飼っている猫であってもベランダや庭に出ることでノミがつきます。

また、完全に室内で飼っている場合でも、飼い主の服などに付着したノミが室内に入ってくる可能性があるので注意が必要です。

家が汚れにくくなる

あらかじめ抜け毛を回収しておくことで、猫が落とす毛の量が減り、結果的に家が汚れにくくなります。

我が家はこまめにクイックルワイパーをかけるようにしていますが、換毛期は抜け毛の量に驚かされます。

また、吐いた毛玉にフードが混じっていると、その場所も汚れます。

吐いた後すぐに拭き取れればいいんですが、朝起きたらカーペットの上に夜中に吐いたであろう毛玉が・・・なんてこともあります。
(カーペットのシミはなかなか取れません・・・)

グルーミングのやり方

膝の上やマットの上などで休んでいる時(リラックスしている時)に行いましょう。

マッサージもブラッシングも猫の心理的・肉体的な健康を保つためには大切です。
ですが、猫の気分を無視して強引にすると、ブラシを見ただけで嫌がるようになってしまいます。

マッサージ

できる範囲で行い、飼い主も猫もお互いがリラックスできるような時間にしましょう。

・猫が甘えてきたタイミングで行い、嫌がったらやめる
・手のひらを使って猫の毛並みに沿ってマッサージをする
・背骨や肩甲骨周り、首回りなど、頻繁に動かす部位を指圧する
・猫が喜ぶ部位を中心に行う

ブラッシング

猫が嫌がらない程度(1〜3分ほど)、毛並みに沿ってブラッシングをします。

一般的な道具として、コーム、ラバーブラシ、ピンブラシなどがありますが、我が家で抜け毛ブラシを愛用しています。

面白いくらい毛が取れますが、

ブラッシングをしすぎると・・・
・ハゲてしまう

・肌を傷付けてしまう
・猫のストレスになる

などの逆効果になってしまうので、やりすぎには注意してください。

オススメのブラシ

我が家ではこちらのブラシの短毛種用を使っています。

長毛種用と短毛種用があるので購入する際は注意してください。

まとめ

グルーミングをすることで、

・愛猫の心理的・肉体的な健康を保てる

・愛猫との絆が深まる

(家が汚れにくくなるのは、おまけ)

皆さんも普段のスキンシップに加えて、アログルーミングを是非意識してみてください。

この記事を書いた人
しりある

転勤族の会社員パパブロガー(28)
富山県出身、高校卒業後に就職し、山口→福岡→茨城→新潟の転勤を経て、現在は茨城県在住。
妻・娘・猫との大切な時間を有意義に過ごせるよう、試行錯誤を繰り返す。
主に料理や猫、日々の気付きについて発信します。

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