【尿石症】愛猫がオシッコをお漏らしした話【かかった費用】

こんにちは、しりあるです。
うちは猫を2匹飼っていますが、先日そのうちの1匹が尿石症になってしまいました。

まさか、うちの子が病気になるとは・・・

色々と調べてみると、

病気になったことのある猫の約半数は泌尿器系の疾患(花王調べ)!

自分の愛猫は健康だと思っている人が9割!!

猫飼ってる人は全然ひと事じゃありません・・・!

 

ということで今回の記事では、

どこで病気に気づいたか
・尿石症とは何か
・動物病院でどんな治療をしてもらったか
・かかった費用

について解説します。

うちの子紹介

 

名前は「まめ」2歳7ヶ月の黒猫

生後5ヶ月の時に引き取りました。

生まれてすぐ市内の駐車場で別の人に保護され、私たちは市の広報誌で見つけて飼う事にしました。

毎日癒されてます。

愛猫の様子がおかしい・・・

朝起きたら、なーんか臭い。
どうやら、うちの子が布団で粗相したみたい。

今までトイレ以外でオシッコなんてしたことなかったのになんで?

しかも、元気がない・・・

観察していたら他にもいくつかおかしいところがありました。

オシッコが垂れてる

フローリングの上に小さな水溜りがちらほら。
換毛期は毛玉を吐くので「胃液かな」と思って拭いたら、オシッコでした。

後で見つけましたが、歩きながらオシッコがポタポタ垂れていました。

何回もトイレに行く

トイレに入る→出ない→トイレに入る→出ない・・・ということを何回も繰り返す。

何も出てないのが分かっているので、砂をザカザカかくこともしません。

お股をずっと舐めている

よほど気になるのか、お股をずっと舐めていました。

ヨダレとオシッコで、ぱっと見で分かるほどお股がびちょびちょに・・・

水を飲まない、ごはんを食べない

食欲がないのか、水も飲まないし、ごはんも食べません。

これが1番心配・・・

吐いている

換毛期だからなのか、オシッコと関係があるのか・・・?

基本的に毛玉を吐いたら透明な液or白い泡が出ますが、途中黄緑色の液を吐いていました。

動物病院へ

朝に異変に気付き、夕方まで様子を見ましたが体調は戻らず・・・

黄緑色の液体を吐き出したあたりから、いよいよ心配になったので、かかりつけの動物病院の先生に連絡!
相談すると、尿結石かもしれないとのこと。

夜間の時間外診療でしたが、診てもらえる事になりました。

尿検査

動物病院に到着。

診察台の上でもオシッコがポタポタ・・・

先生に愛猫のお腹を圧迫してオシッコを出してもらい、尿検査。

検査の結果、尿石症(ストルバイト結石)であることが判明しました。

尿石症
猫が発症しやすい病気の一つで、尿中の成分が結晶化し結石ができる。
・代表的な結石は「ストルバイト結石」と「シュウ酸カルシウム結石」
・6歳までの成猫期にストルバイト結石、7歳以降はシュウ酸カルシウム結石ができやすい
・尿道(腎臓、尿管、膀胱、尿道)のどこに結石ができるかによって病名が違う

 

※実際の顕微鏡のモニター

顕微鏡じゃないと見えないくらいの結晶でしたが、これが尿道に詰まり、

・オシッコが出にくくなっている
・尿道を傷つけ、炎症を起こしている

ということがわかりました。

血液検査

腎臓に機能障害があるかもしれないので、血液検査をしてもらいました。
あごの下あたりを1部バリカンで刈り、注射で採血。

検査の結果、特に問題はありませんでした。

尿毒症の可能性もありましたが、そうじゃなくてよかった!!

尿毒症とは?
体内に尿が溜まった状態が長く続き、腎臓の働きが弱まると通常排出される有害物質が体に溜まってしまう。
進行が早く、一刻も早く治療を行わないと死に至る。

尿道・膀胱の洗浄

尿道と膀胱を洗浄して、結石を除去してもらいました。

流れ

1.前足の1部をバリカンで刈り、動脈から麻酔を注射(すぐに麻酔が効いて、あっという間にぐったりと横になる)

2.尿道にぬるぬるした(潤滑剤の役割もある)表面麻酔を注入

3.尿道にカテーテル(長い管)を挿し、生理食塩水(約50ml)を入れる

4.腹部を圧迫して生理食塩水を出す

※3.4を8回ほど(生理食塩水、約400ml分)繰り返して終了

 

処置室の外からガラス越しに見学させてもらいました。

最初は生理食塩水の出がチョロチョロでしたが、だんだん勢いよく出てくるように!

途中麻酔が切れてきて、少し蹴り蹴りしながら抵抗・・・
けど、また大人しくして・・・

頑張ってて偉い!
(健気に頑張ってる姿見てたら、ちょっと泣きそうになりました。)

点滴

昨日の夜から何も食べてないので、点滴をしてもらいました。
(吐き気もあったので、吐き気止めも一緒に)

 

これにて約1時間半にわたる動物病院での治療が終了。

 

あとはお家でのケアです。

・1日1回、朝に抗生物質(錠剤)を3日間飲ませる。
尿道が結石で傷つき炎症を起こしていたので、抗生物質を処方してもらいました。

・ごはんを療法食に変える。
毎日のごはんをストルバイト結石を溶かすための療法食に変えてあげます。

・オシッコの出をチェック
治療前は、トイレに行くけど何も出ないという状況が続いていました。
オシッコがちゃんと出るようになれば大丈夫。

 

ちなみに家で吐いていたのは尿石症が原因ではなく、普通に換毛期だからでした。
(黄緑色の液体は腸液で、吐きすぎると出る。)

ですが、尿石症が原因で吐く子もいるみたいなので、注意してください!

かかった治療費

愛する猫の命には変えられないとは言え、お金は重要です!

治療費の総額

¥38,360

保険会社の出した試算を先に見ていたので、そこまで高くは感じませんでした。
(保険会社は不安を煽りすぎ。)

動物病院によって料金設定が違うので参考までに。

※実際のレシート(1/2)

診察料

今回の場合は時間外診療だったこともあり、割高になってしまいました。

ですが、時間外に対応して頂いて感謝です。

内用薬

錠剤の抗生物質を3日分(3粒)
お水を飲ますためのスポイト(2つ)とセットでした。

処方食

Hill’sの「猫下部尿路疾患(FLUTD)管理用フード「s/d」2kg(チキン味)ドライタイプ」を処方してもらいました。
これが思ったより高かった(2kgで約¥5500)・・・!

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(ネットで買うと断然安い!)

ですが、普段あげているフードよりも高カロリーなので、1日にあげる量は普段より少なめ。
(いつもの2/3程度)

猫下部尿路疾患(FLUTD)
膀胱から尿道までの下部尿路に起こる様々な病気の総称。
尿結石、膀胱炎、尿路感染症など、一つまたは複数の病気が合わさって起こり、特に多いのが特発性膀胱炎と尿石症。

猫はもともと砂漠地帯出身の動物。
水分を無駄なく利用できるようにオシッコをできるだけ濃縮して出す仕組みになっているため、泌尿器系の病気にかかりやすい。

※実際のレシート(2/2)

注射料(輸液)

皮下注射で点滴をしてもらいました。

点滴が皮下に入ってボッコリ盛り上がるんですが、結構びっくりします。
(写真撮っておけばよかった!)

注射料(皮下)

・吐き気止め
吐き気自体は換毛期で毛玉を吐くためのものでしたが、お水を飲まないし、ご飯を食べない。
また、動物病院に連れて行く前、毛玉と一緒に黄緑色の液体(腸液)を吐いていたので、吐き気止めを打ってもらいました。

・麻酔を弱める注射
尿路・膀胱の洗浄が終わった後、麻酔の効きを弱めるために打ってもらいました。

麻酔料

尿路・膀胱の洗浄をしたときの麻酔分

前足の一部をバリカンで刈り、動脈に注射してもらいました。
すぐに麻酔が効いて、あっという間にぐったり。

一部刈られた、かわいそうな前足・・・

処置料

尿路・膀胱の洗浄の処置料。

カテーテルは結構長かったですが、すっぽり!

先生、結構大変そうでした。

まとめ

・普段からよく観察する

早期に病気を見つけることが重要です。

「トイレの回数がいつもより多いかな?」
「目ヤニが出ている?」
「お腹がなんだか膨らんでいる?」

普段からよく見ておくことで、小さな異変にいち早く気付くことができます。

あのまま放置していたら、尿結石で痛くてオシッコができず、膀胱にオシッコが溜まり尿毒症に・・・
なんて、考えただけで恐ろしいです。

 

・愛猫の様子がおかしいと思ったら動物病院の先生に相談する

素人目に「すぐ良くなるだろう」と判断するのは危険!

猫は不調を隠すのが上手い生き物です。
ケガや病気を隠し、周囲に痛みや不調を悟られまいとする本能があります。

なので、明らかに苦しんでいるような状態では、手遅れになっていることも少なくありません。

また、動物病院の先生の話では、悪化してしまうケースはほとんどの場合多頭飼い。
これも飼い主が気付かないうちに症状が悪化している原因の一つです。

 

うちの子はというと、治療のおかげでとても元気になりました!

本当に元気になってよかった・・・!

あれから何度か、うちの子が死んでいなくなってしまうことを想像してしまいますが、考えられません。

みんさんも頭の片隅に「もしも」を置いて、愛する猫と過ごしてあげてください。

この記事を書いた人
しりある

転勤族の会社員パパブロガー(28)
富山県出身、高校卒業後に就職し、山口→福岡→茨城→新潟の転勤を経て、現在は茨城県在住。
妻・娘・猫との大切な時間を有意義に過ごせるよう、試行錯誤を繰り返す。
主に料理や猫、日々の気付きについて発信します。

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